函館朝市Morning Market
観光タクシーで行く函館朝市で、新鮮な地元の味覚を朝から堪能Enjoy fresh local delicacies from the morning at the Hakodate Morning Market by sightseeing taxi
函館朝市は、北海道・函館の味覚が満載の巨大市場であり、約250軒の店舗が集まっています。海産物、野菜、果物、珍味、お菓子など多彩な品揃えが自慢で、地元の新鮮で美味しい食材が豊富に揃っています。JR函館駅のすぐそばに位置し、鮮度抜群の海鮮丼が味わえる食堂もあります。函館の代表的な観光スポットとして、多くの観光客に愛され、訪れる人々を魅了しています。
函館朝市でのおすすめ体験は、「活いか釣り堀」です。その日に入荷した新鮮な活イカを自分で釣り上げられます。耳（エンペラ）に釣り針を差し込んで狙いを定め、イカを釣り上げましょう。釣ったイカを掲げて写真を撮るのが定番の楽しみ方です。イカが水を吐く勢いで服や荷物にかかることもありますが、それも思い出になります。釣ったイカは、職人さんが見事な包丁さばきで刺身にしてくれます。おろし生姜を混ぜた醤油にゴロ（イカの内臓）を少し溶かして食べるのが函館流の食べ方です。楽しみながら、北海道の味覚を堪能してみてください。
函館朝市ひろばにある「カネダイ荒木商店」は、海産物卸問屋直営の小売店です。カニのうまみをより引き出すため、茹でる際には函館真昆布（白口浜昆布）を使用する独自のこだわりがあります。また、「いかめし」のセットなど、オリジナル商品も多数取り揃えています。函館市民に愛されている「函館カネニ」（えきに市場内）は、良心的な価格でカニを販売しています。店内で調理してもらって食べることもできますし、生またはボイルで自宅まで届けてもらうこともできます。また、オリジナルの松前漬はテレビショッピングでも紹介され、全国的にもファンが多い商品です。気になることがあれば、お気軽にスタッフに質問してみてください。
函館に来たけれど、カニを1匹まるごと食べるのはちょっと……という方におすすめなのが、函館カネニのグループ店「カネニ藤田水産」の「かにまん」「かにじゃがまん」です。ズワイガニのほぐし身をたっぷりと詰め込んだ、カニ専門店ならではの中華まんです。食べた瞬間に「カニを食べた！」という満足感を味わえます。是非一度、味わってみてください。
函館朝市内にある「函館朝市 地ブリショップ」は、近年急増している「ブリ」のさまざまな食べ方を提案するアンテナショップです。ブリの濃縮エキスや「ブリ節」を使用した「函館ブリ塩ラーメン」は、ブリチャーシューをトッピングした濃厚な魚介のうまみがある逸品で人気を集めています。また、「ブリたれカツ」は、牛乳や昆布エキスで下味をつけたブリの切り身を香味だれでからめた函館オリジナルの料理で、それをメインの具材にした「函館ブリたれカツバーガー」も好評です。小腹がすいた時にもぴったりです。
函館朝市での散策の後は、新鮮な魚介類がたっぷりの食事を楽しんでみませんか。函館朝市には、食事ができる店が多数あり、そのほとんどで魚介類をぜいたくに使用した海鮮丼が味わえます。通路の両側に19店舗が連なる「函館朝市どんぶり横丁市場」は、海鮮丼や寿司の店がほとんどです。各店舗では、店頭にサンプルや写真を掲示しているため、比較しながら検討してみるのもいいでしょう。店舗が多く、メニューの種類も多いため、迷ってしまうこともありますが、自分が食べたいネタを軸に考えるのもひとつの方法です。店の前で悩んでいると、店員さんから「すぐ座れますよ」と声をかけてもらえることもあります。その際は、素直に従うこともおすすめです。
函館の朝市で新鮮な海産物を食べたかったけれど、前の晩や朝に食べてしまった方には、「海鮮料理と釜めし あらき」での海鮮釜めしランチがおすすめです。注文を受けてから1人前ずつ丁寧に炊き上げる釜めしは、木ぶたを開けるとほかほかの湯気とともに香ばしい匂いが漂います。昆布の優しいうまみが染み込んだふっくらつやつやのご飯と、厳選した海産物のうまみをお楽しみください。最後にだしを注いで、お茶漬け風にして「味変」を楽しむのもおすすめです。
